0626 SW4STM32&CubeMXを用いてNucleoでPWMしてみる
前回と同様にして,CubeMXで,
PA5をクリックして,TIM2_CH1を選択する.
そして左側のリストのTIM2のChannel1をPWM Generation CH1にする
次にClock ConfigurationのタブをクリックしHCLKが84Mhzになっていることを確認する.また,Timer Clocksが84Mhzになっていることを確認する.
次にConfigurationのタブに移動し,TIM2をクリックし以下のような設定にする.
この設定によって,84Mhz/((83+1)*999+1)=1kHz周期のPWMが作れているはず.
CubeMXのギヤみたいなボタンを押してコードを作成する.
main関数の95行目に
if (HAL_TIM_PWM_Start(&htim2, TIM_CHANNEL_1) != HAL_OK) { Error_Handler(); }
を入れて,
メインループに
__HAL_TIM_SET_COMPARE(&htim2, TIM_CHANNEL_1, 100);
HAL_Delay(500);
__HAL_TIM_SET_COMPARE(&htim2, TIM_CHANNEL_1, 999);
HAL_Delay(500);
を入れてビルドして通ったら,書き込む.
0.5秒ごとにLEDが明るくなったり暗くなったらOK
SW4STM32&CubeMXを用いてNucleoのLチカしてみる
前回の記事で構築した環境で行います.
SW4STM32を起動させる.
別にCubeMX入れている場合は,それも起動させる.
SW4STM32のプラグインでインストールしている場合は,Window->Show view->Other->OtherにSTM32CubeMXで起動させる.
CubeMXでNew Projectを選択する.
今回はNucleoはF446REを使用する.
よって表示されたWindowの左上ぐらいにあるBoard Selectorをクリック
次に,Type of BoardでNucleo64を選択
するとリストの中にF446REがあると思うので選択する.
次に,Project->settings...を選択する.
下のように設定する.
そして
Project->Generate Codeもしくはギヤみたいなボタンをクリックする
次にSW4STM32でFile->Importで開きたいプロジェクトを選択する
開けたら,Project ExplorerのLEDBlinkのSrcの中のmain.cを開く.
そしてmainループ内の
/* USER CODE BEGIN 3 */
の後に,
HAL_Delay(500);
HAL_GPIO_TogglePin(GPIOA, GPIO_PIN_5);
を追加する.
そして左上ぐらいにある🔨をクリックしてビルドする.
エラーが出なければOK
NucleoをPCと接続して,
次に🔨の8つぐらい右にある緑色のRunもしくはCtrl+F11を押すと書き込みができる
LEDが0.5秒ごとに点滅したら成功
STM32の開発環境構築 SW4STM32&CubeMX
次に,SW4STM32をダウンロードするためにユーザー登録をする
http://www.openstm32.org/tiki-register.php
ログインしたのちに,
http://www.openstm32.org/HomePage
↓
"install_sw4stm32_win_64bits-v2.0.exe" (2017年6月現在)
をクリックしてダウンロード
Windows7となっているがwin10でも動作可能
これでSW4STM32はOK
次にCubeMX
個別で使いたい場合(②)は,
http://www.st.com/ja/development-tools/stm32cubemx.html
の一番下にあるソフトウェア入手をクリック.
こちらでもユーザー登録が必要です.
②はダウンロードした圧縮ファイルを解凍してSetup~でインストール
次にSW4STM32を起動する.
Workspaseを聞かれるので取り合えず,”C:\SW4STM32”にしとく.
そのフォルダに②の圧縮ファイルを入れとく.別にしなくていいけど...
初回起動なのでHelp->check for updatesをクリックしてみる.何もをこらないかも
次にHelp->Install New Software をクリック
右上のAdd...をクリックNameは適当にCubeMXとする
Locationは②のファイルを選択する
するとなんかセレクトできそうな項目が出てくるので,選択し,Nextとか押してFinishまでたどり着けたらOK
次に,Window->Show view->Other->OtherにSTM32CubeMXがあると思うのでクリックする.するとCubeMXが立ち上がるので,CubeMX内のHelp->Check for updates->checkでアップデートがないか確認.
次に,CubeMX内のHelp->Install New Librariesを選択し,自分の使用するFirmwareを選択してインストールする.
これで開発環境の構築は終了.